何気なく見ていたテレビからドナ・サマーの「ラストダンス」

少し前のことになりますが、NHKのニュースを見ていたら、スポーツコーナーでフィギュアスケートの千葉百音という選手を取り上げていて(期待の若手選手なのね)、「ラストダンス」が流れてきました。見ているうちに、というか聞いているうちに、心は1987年の冬へ...。

 

その頃私は新参者の宝塚ファンで各組見ていました(当時は当日券が楽に購入できた)。その年特にお気に入りだったのが、花組の東京12月公演「あの日薔薇一輪/ザ・レビュースコープ」でした。

 

トップだったペーさん(高汐巴)の卒業公演でしたね。「ラストダンス」はショーのディスコの場面で使われていました。このショーは花組から雪組への続演で、ディスコのシーンは、ダンサーだったみちさん(平みち)の場面として雪組用に作られたんですよね。

 

花組の東京公演は二番手のなつめさん(大浦みずき)が休演だったので、場面差し替えで花組でも使われたわけです。ペーさんはダンサーではない(というか苦手だった)のですが、その時のペーさんが大人でお洒落でカッコよくて、もうちょっと早く知りたかったと後悔したものです。藍えりなさんの歌声もパワフルでした。

 

当時は、宝塚の舞台を放送してくれるのは「花の指定席」かNHKしかなく、放送されるのも大劇場公演だけだったので、東京公演は映像がないんですよね。シャンソンの場面も大劇場公演より楽しかったのに残念です。

 

その後、スカイステージで雪組公演を見たのですが、人は違っていてもやはり楽しめるショーでした。いいなあ。映像が残っていて。

 

...ということを思い出した「ラストダンス」でした。

 

千葉選手、グランプリシリーズの放送を見ましたが、インタビューで「はっちゃけたい」と言っていたとおり、元気に楽しそうに滑っていました。今日から全日本なんですね。今日も楽しく滑ってください。